「あなたの知らないニッポン絶望社会」をちょっとだけ読む
「あなたの知らないニッポン絶望社会」という本をちょっとだけ読んだ。
あなたの知らないニッポン絶望社会 孤独な無気力人間大増殖 (コアコミックス)
- 作者: アンソロジー
- 出版社/メーカー: コアマガジン
- 発売日: 2016/01/23
- メディア: コミック
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下流黙示録ルポ漫画30作品収録
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具体的に言うと「『俺も可愛いギャルとデモしたいッ!!」学生団体「シールズ」に嫉妬する右翼たち』という数ページほどの漫画で、内容はSEALDsの学生諸氏に街宣右翼、ネット右翼(在特会元会長と思しき人物も描かれている)、中核派、極左などが左右の垣根を越えてSEALDsに嫌がらせを仕掛けたり、邪険にされて逆恨みしたり、内心では嫉妬していたりというようなもの。
短い読み切り作品なので感想は書きにくいのだけれど、最後のページにデモの一団が「No pasaran!」(奴らを通すな!)と叫んでいるコマがある。
やつらをとおすな、とは自分の立場を敵対するものから守る決意を示すために使用されるスローガンである(中略)
近年では安保法制反対デモや反差別デモなどでも「No pasaran!」を叫ぶ人は少なくない。
そのものずばり「奴らを通すな!」をタイトルにした本もある。
- 作者: 山口祐二郎
- 出版社/メーカー: ころから
- 発売日: 2013/01/01
- メディア: 単行本(ソフトカバー)
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でまあ、何気なく先のSEALDs漫画の原作者名を確認してみたら「奴らを通すな!」の著者と同じ山口祐二郎氏だったので「ああ、それで『No pasaran!』だったのね」と、一人で納得したというだけのお話。
余談ではあるけれども「奴らを通すな!」を書店で購入したらビリビリブロマイド?なるものが付属していた。もったいないので私は未だにビリビリしていない。